細菌による感染性腸炎1

  • 2018.04.20 Friday
  • 16:49

気温の上昇とともにウイルス性胃腸炎から細菌による感染性腸炎の症状で来院される方が増えてきました。

 

2016年4月から2018年3月の間に感染性腸炎症状で当院を受診された方は158名おられました。

そのうち96名(61%)は鶏肉を食べていました。牛肉は17名(11%)、豚肉3名、生卵、チーズ、ソーセージ、鹿肉はそれぞれ1名、残り38名は何を食べたか不明でした。

感染性腸炎の原因となる菌はほとんどがカンピロバクターという細菌が原因です。

 

厚生労働省発表の国産鶏肉のカンピロバクター汚染率は60~80%と高値ですが、牛肉や豚肉の汚染率は0〜2%とかなり低い値となっています。

この違いはどこからくるのでしょうか。

それは鶏肉を管理する法律と牛・豚を管理する法律が別であることがその原因の一つと考えます。

牛・豚は「と畜法」により食肉処理場で解体されます。

鶏肉は「食鳥処理法」により食鳥処理場で解体されます。

この違いが汚染率の大きな違いにつながっているようです。続く・・・

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