新型コロナウイルス感染症ぁ壁坡亮太からリスクに)

  • 2020.03.16 Monday
  • 20:43

 新型コロナウイルスが発生した当初は、人類が免疫を持たない未知の感染症であり、今後どのような規模で拡大し、どれ程の被害を引き起こすのか全く不明でした。それから感染者数が増え、多くの情報が蓄積したことによりこの新型感染症の正体がだいぶはっきり見えてきました。 現時点ではっきりしていることは感染者に占める軽症者が約80%、死亡率は約2%で、基礎疾患を持った高齢者で重症化しやすく、子供は軽症で済むことが多いなどです。今後感染者数が増えてもこの傾向は大きく変化することはないか、あるいは検査の普及により無症状の感染者数が増えれば、重症化率、死亡率の割合は低下するとも考えられています。

 

 「リスクの情動的側面に影響する要素の一つは、そのリスクの発生する確率が事前にわかっているかどうかということである」

当初コロナウイルス感染症は前もって確立分布の分かっていないリスク(不確実性)でしたが、感染者数の増加とともに確立分布の分かる、いわゆる「リスク」に変わってきました。 不確実性におびえリスクを過大評価して、日常生活や社会活動に過剰な制限を加える時期は過ぎ、これからは明らかとなったリスクを現実として受け入れ、日常生活や社会活動とのバランスを取った感染対策を行う時期に来ているのではないかと考えます。 

 最終的にウイルスを制圧、撲滅することは不可能です。他のウイルスなどと同様に共存していかなければなりませんから。

 

 

参考「リスク化される身体」、美馬達哉氏

 

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