腹部症状と漢方ー桂枝加芍薬湯

  • 2019.10.18 Friday
  • 20:04

 「放屁」が多くて困っておられる9名の方のうち、7名の方が同時に「腹部膨満」の症状も訴えておられました。そして桂枝加芍薬湯で「放屁」の回数が減ると、同時に「腹部膨満」も改善しています。 「おならが出過ぎているのに、お腹がはる」、「おならの回数が減ったら、お腹のはりがとれた」ということになります。文章の前後が矛盾している感じがしませんか?

  

  ストレスがかかると腸を動かす筋肉は小刻みで不規則に収縮するようになります。あたかも「こむら返り」で足の筋肉が痙攣を起こしているかのような動きです。そのため1回の「放屁」で排出できるガスの量は少なくなります。また小刻みに動くため「放屁」の回数は増えてしまいす。その半面全体としてのガス排出量は十分ではなく、出し切れなかったガスがたまり「腹部膨満」となります。「おならが出過ぎているのに、おなかがはる」のはこのためです。

 

  桂枝加芍薬湯は腸の筋肉を弛めることにより、「不規則で小刻みな」動きを「規則的で緩やかな動き」にしてくれます。これによりガスをスムーズに送り出し、一定量のガスを貯めてから排出することができるようになるため「おならの回数が減って、お腹のはりがとれる」ようになるわけです。

 

 

 

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