インフルエンザワクチンの効果(2018年12月)

  • 2018.12.28 Friday
  • 22:13

インフルエンザワクチンの効果(2018年12月)

インフルエンザ流行期に入りました。今年度もインフルエンザワクチンの効果を検証してゆきたいと思います。12月1日から12月28日までインフルエンザ症状で来院されて検査を受けられた方は74名。インフルエンザ陽性は24名(A型22名、B型2名)、陰性は52名でした。陽性24名のうちワクチン接種済みは13名、未接種は11名、陰性52名のうちワクチン接種済みは23名、未接種は29名でした。Test negative法により有効率(VE:Vaccine effectiveness)を計算するとマイナス33.8%でした。計算上ワクチンを接種した方のほうがインフルエンザにかかっているということになりましが、実際にはワクチンの効果がないとみなすべきでしょう。ワクチン接種をしているのにかかっている方が多いなと感じていましたが、その感触を裏付ける数字となりました。前年度同時期のVEは48.5%あり高い効果を示していました。昨年度と今年度の違いはどうして起こったのでしょうか。昨年はワクチン効きやすいタイプ(AH1pdm09タイプとB型)が流行していましたが、今年度は今のところワクチンが効きにくいタイプ(A香港型)が流行しているためだと考えています。今後の流行するタイプにもよりますが、今年度はワクチンを接種した方も手洗い、うがい(できたら鼻うがい)などいろいろな予防法を実践したほうがよさそうです。

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