百日咳・・・実は密かに流行っています

  • 2018.09.25 Tuesday
  • 22:33

百日咳・・・実は密かに流行っています

百日咳と言えば昔流行っていた感染症との印象をお持ちの方も多いと思います。昨年までは報告された患者数はそれほど多くなく、幼稚園や小中学校での集団発生が時々報告されている程度でした。昨年までは百日咳患者の保健所への報告は一部の病院のみが行っていましたが、今年1月から制度が変わり、すべての医療機関にその報告が義務づけられるようになりました。また同じ時期に百日咳の遺伝子診断法が保険診療で使用することができるようになり、それまでと比べ、はるかに簡単かつ正確に診断することができるようになりました。この2つのことにより百日咳の実態が明らかになりつつあります。今年1月〜7月の6ヶ月間で全国で2517名の百日咳患者が報告されています。全体の60%が5〜15歳の小児(特に小学3,4年生)、17%が30〜50歳の成人、感染すると重症化するリスクがある6カ月未満の乳児が5%を占めています。兵庫県では272名が報告されています。時間の経過をともに報告数が増えてきており、百日咳は想像していた以上に我々の身近に存在しているようです。成人では長引く咳以外に特に症状がなく、これまでは、風邪のあとの長引く咳、咳喘息、アトピー性咳漱などと診断されていた病気の中に百日咳が紛れ込んでいた可能性があったと思います。百日咳に感染する場所としては約2/3が家庭内、1/3が学校とのデータがあります。長引く咳と言えば胸部レントゲンが一般的ですが、身近に乳幼児、学童がいる成人の方は、ご自身の病気の診断のみならず、子供たちへの感染を予防するためにも百日咳の検査をお勧めします。検査方法は綿棒でのどの粘液を採取する方法です。検査費用は3割負担で約1600円です。

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