慢性の下痢症

  • 2018.09.07 Friday
  • 21:02

ストレスマネージメントによりCRHの過剰な放出を抑え込むことが再発予防にとって重要となります。ストレスマネージメントに使われる代表的な手段として認知行動療法とマインドフルネスがあります。認知行動療法とは、物事のとらえ方(認知)に独特の癖(例えば、ネガティブな出来事を過剰にとらえてしまい、自分ではコントロールできないような激しい感情を持ってしまう)で困っている場合、その癖を修正するスキルを身につけることにより、つらい感情や身体症状を軽減する方法です。これに対しマインドフルネスは認知の癖を修正するのではなく、心に湧いてくる様々な思考、感情を受容しながら、呼吸や行動などに注意を向け、それにより心を満たし(マインドフルネス)、激しい感情に長くとらわれないようにする方法です。ともにアメリカ発の心理療法ですが、マインドフルネスは仏教や禅の考えがベースになっており、個人的にはこちらの方がしっくりする感じがします。生きているかぎりすべての人は体の内、外からの刺激(広い意味でのストレス)に常に晒されています。この刺激は脳の扁桃体を通じて、様々な感情を生み出します。感情そのものは生きる上で必要であり、人生に彩りを与えてくれるものです。しかしこれが過度になり長期化すると、「情動」という状態に変わります。そうすると顔つきや行動が変化し、自律神経系やホルモン系の乱れにより不快な身体症状として意識されるようになります。感情が情動というモンスターに化けないようするためにマインドフルネス的な心の持ち方は役にたつと思っています。

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